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「王蝶」でなんと読む?
蝶の王様でなんと読む?
北海道えりも町から、函館市南茅部までの海で水揚げされた「マツカワガレイ」の愛称です。
これ、なんと読む?
北海道えりも町から、函館市南茅部までの海で水揚げされた「マツカワガレイ」の愛称です。
これ、なんと読む?
気になる答えは…
答え:おうちょう
答えは「おうちょう」でした!王蝶の正式名称は「マツカワガレイ」。北海道えりも町から、函館市南茅部までの海で水揚げされた「マツカワガレイ」のことを王蝶と呼んでいます。ヒラメに並ぶ高級魚とも言われており、その味はカレイの中では一番、ヒラメも超える美味さなのだとか。近年、北海道では漁獲量が減少し、年間10tにも満たないことが多く「幻のさかな」とも呼ばれているそうです。
今日はマツカワ(王蝶)を捌きます😋 pic.twitter.com/teoEoHKtSL
— プレアデスズメ (@CFwf7L5R8HbWEHk) May 1, 2022
刺身、寿司ネタはもちろん、ムニエルとしても
身が厚く、ほどよい脂乗りがある王蝶。新鮮なものは刺身や寿司ネタがオススメです。また歯ごたえもあるので、ムニエルやあら汁にするなどしても良いそうですよ。
王蝶鰈
食感、脂の乗り、旨味が高水準で纏まってる
エンガワうまぁ pic.twitter.com/r7iyrjFWqw— ヒロトンテイオー!絶対は僕だぁぁぁぁぁ! (@masiro01241) April 17, 2021
資源回復のために・・・
マツカワガレイは1980年代には絶滅に近い状態にまで追い込まれたと言われています。その状態を何とかしようと1990年頃から種苗生産を開始するほか、病気を防ぐ方法や稚魚の飼育技術など様々な技術が確立されました。現在は放流事業も行われ、2010年には北海道全体で180tほどまで漁獲量が増加したそうです。また35cmに満たないものは漁獲せずに再度、海に戻すように取り決められています。
今回は「王蝶」をご紹介しました!
参考:地方独立行政法人 北海道立総合研究機構(https://www.hro.or.jp/index.html)
参考: えりも以西栽培漁業振興推進協議会(http://erimoiseikyou.org/)