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特集 | 続・道の駅入門

アクティビティで、見るだけではない体験を。「道の駅四万十とおわ」

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TOP写真:『ジップライン』のスタート地点から対岸までは全長220メートル。

2023年8月に「『道の駅』の第 59回登録」が行われ、全国にある道の駅の数は1209駅になりました。個性豊かな道の駅が続々と増える中で、編集部が注目したのは7つのテーマによる道の駅。「防災」「動物」「温泉・サウナ」「建築」「景観・ランドスケープ」「子ども」「チャレンジ」の視点から新旧織り交ぜて紹介していきます!

目次

道の駅四万十とおわ[高知県・四万十町]

体験者には道の駅内の食堂で割引を行い、滞在時間を延ばす工夫も。

本流にダムがないことなどから、“日本最後の清流”と呼ばれる高知県の四万十川。2007年に高知県・四万十町にオープンした『道の駅四万十とおわ』は、2020年、鳥の目線で景観を楽しむアクティビティ『ジップライン』を始めた。川の上空に張ったワイヤーにベルトでぶら下がり、滑車を伝って対岸へ渡る。体験者は子どもから90歳代までと幅広い。

発案は、観光振興に力を注ぐ四万十町役場。道の駅に開設した理由は、川沿いにあり景観がよいこと、運営者を一体化できるメリットがあったため。監修と定期点検は、アウトドアスポーツ施設の企画などを行う企業『パシフィックネットワーク』が担当している。若い人や家族での訪問が増え、体験後には道の駅内で郷土料理を食べるなどの相乗効果もある。

道の駅DATA 高知県高岡郡四万十町十和川口62-9
https://toowashimanto.jp

text by Rihei Hiraki & Aika Kunihiro

記事は雑誌ソトコト2023年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください

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