「のきした」のメンバーが選ぶ「ローカルプロジェクトのアイデア本5冊」

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド | 「のきした」のメンバーが選ぶ「ローカルプロジェクトのアイデア本5冊」

2022.03.05

1. くらしのアナキズム

「のきした」は発足から1年足らずで次々と場をつくってきましたが、すべて合議で進められてきました。なぜか多数決を採用したことは一度もないのですが、この本を読んで、その理由が分かりました。多くの人に読んでほしいです。(元島 生)

書籍情報
著者:松村圭一郎
出版社:ミシマ社

2. まともがゆれる 常識をやめる「スウィング」の実験

ギリギリアウトからセーフゾーンを広げるスウィングの日常の中に、この社会のモヤモヤを考えるヒントがあります。『リベルテ』と同じNPO法人で、福祉施設を運営する木ノ戸さんによるスウィングの実録です。(黒岩友香)

書籍情報
著者:木ノ戸昌幸
出版社:朝日出版

3. 美学特殊C 「芸術」をひらく、「教育」をひらく

『犀の角』のオープン以来、著者の熊倉さんにはイベントなどでお越しいただきました。「三田の家」の取り組みや脱芸術的な考え方は、常に既存の場や価値観の外側が意識されていて、少し前の本ですが今でも新鮮です。(荒井洋文)

書籍情報
著者:熊倉敬聡
出版社:慶應義塾大学出版会

4. べてるの家の「非」援助論 そのままでいいと思えるための25章

問題だらけでもそのままでいい。その日誰が来るかわからないが商売が続く。ミーティングなんかしたって解決しないけど話し合う。そんな目から鱗の話ばかりで、ここで読んだことが今の活動にもつながっている気がします。(荒井舞)

書籍情報
著者:浦河べてるの家
出版社:医学書院

5.ルポ つながりの経済を創る スペイン発「もうひとつの世界」への道

誰もが安心して生きられる社会への変革は、「議会」「通り(に繰り出して声をあげる)」「生活」の3つを通してこそ、実現可能だということを示してくれている本です。スペインの市民が行う、多様な実践に続きたいです。(野川未央)

書籍情報
著者:工藤律子
出版社:岩波書店

photographs by Yusuke Abe  text by Sumika Hayakawa

記事は雑誌ソトコト2022年3月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。