東京都台東区・墨田区と北海道十勝地域(16町2村)は、2021年9月30日(木)~10月12日(火)「たいとう・すみだ 十勝ウィーク」を開催します。期間中は台東区、墨田区の飲食店で北海道十勝地域の食材が味わえるフェアや特産品販売などが行われます。また、十勝の森林や自然を感じられるデジタル森林浴や食をテーマにオンラインで繋がる2WAYクッキングも開催され、“食べて・感じて・楽しむ”台東区・墨田区と十勝地域が繋がる2週間となっています。
本事業は、新型コロナウイルス感染防止対策として、マスクの着用、施設内の消毒、換気、会場内の密集の回避を徹底し、実施します。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、実施内容等が変更、中止となる場合があります。
①人気食材の期間限定アレンジメニューで十勝を味わう!「十勝食材フェア」
北海道十勝地域で生産された新鮮で豊かな食材を活用し、台東区・墨田区の飲食店にて、新たなメニューを開発・提供します。東京にいながらも北海道の食材が各店舗でアレンジされた期間限定メニューで味わえます。今年3月にも開催し、好評だった同イベント。参加店舗は前回の12店舗から15店舗も増えて27店舗。参加店舗はホームページで公開します。
※写真は前回開催時のもの
②北海道十勝地域の選りすぐりの特産品や旬の食材が買える 「十勝特産品フェア」
北海道十勝地域(16町2村)の選りすぐりの特産品を「ふるさと交流ショップ 台東」で販売します。東京ではなかなか手に入らない食材や、旬の十勝の味覚を販売するほか、「すみだ青空市ヤッチャバ」では十勝産のジャガイモ、タマネギ、ニンジンの詰め放題を開催します。
●ふるさと交流ショップ 台東(台東区浅草4-36-5 千束通商店街内)
期間中10:00~19:00営業(水曜定休)
●すみだ青空市ヤッチャバ(墨田区京島1-1-1 イーストコア曳舟前広場)
10月2日(土)、9日(土)のみ 8:00~13:00頃まで(状況に応じて変更の可能性があります)
③十勝の森や自然を体感!「uralaa park taito-sumida(うららパーク たいとう・すみだ)」
北海道十勝浦幌町と東京羽田空港に常設する、日本初の森や自然を高精度立体映像で体感できる「デジタル森林浴」空間「uralaa park(うららパーク)」。風や葉のざわめき、森の香りを体感しながら森林浴や旅を体験するデジタルの森で休み、リラックス効果を高め、日常のストレスを軽減。なかなか気軽に旅行が出来ない今、十勝の自然を体感できます。
●浅草文化観光センター内 6F多目的スペース(台東区雷門2-18-9)
9:00~18:00(7日は15:00終了)
④おうちで美味しく楽しめる料理で十勝と台東区・墨田区を結ぶ 「2WAYクッキング」
食をテーマに十勝と台東区・墨田区の人々が繋がり、交流できる試みとして、両地域をオンラインで結んだ、「2WAYクッキング」を開催。北海道十勝地域の食材を使って、東京の食卓でも気軽に美味しく食べることができる料理を、JA十勝地区女性協議会役員の皆さんが墨田区、台東区の両区民の方々へご紹介します。当日の様子は映像化し、後日ホームページで公開します。
※写真は前回開催時のもの
北海道十勝地域 × 東京台東区・墨田区連携 ~大地のタカラ × 江戸のチカラ~ 関係人口創出プロジェクトについて
※特別区全国連携プロジェクトとは、東京を含む全国各地域がともに発展・成長 し、共存共栄を図ることを目的に、産業、観光、文化、スポーツなど様々な分野で特別区(東京23区)と全国の各地域が連携・交流事業を行う取り組みとして、平成26年9月に特別区長会が立ち上げたプロジェクトです。本イベントは、特別区全国連携プロジェクトの取り組みの一環として、関係人口の創出・拡大を目的とした事業の中で行っているものです。
※本プロジェクトは国の地方創生推進交付金を活用しています。
連携推進自治体(事業主体)について
北海道十勝地域は、北海道の南東部に位置しており、音更町・士幌町・上士幌町・鹿追町・新得町・清水町・芽室町・中札内村・更別村・大樹町・広尾町・幕別町・池田町・豊頃町・本別町・足寄町・陸別町・浦幌町の同地域の16町2村が事業主体です。
十勝地域は、北は大雪山国立公園、西は日高山脈、東は阿寒摩周国立公園、南は太平洋に囲まれ、手付かずの自然の姿を残しています。また、乳製品・豚肉等の畜産物をはじめ、ジャガイモ、豆、ワイン、地ビール等を誇る、まさに食材の宝庫です。
<東京都台東区・墨田区>
台東区と墨田区は、隅田川を境に接しており、歴史的・文化的に、さらには経済的にも、江戸の遠い昔から現在に至るまで変わらぬ交流が続いています。下町人情に支えられた両区の交友関係をさらに深め、住みよい地域社会と豊かな区民生活の実現を願って、昭和52年に姉妹区提携を締結しました。
台東区は、江戸時代より商工業の中心地の一つとして、小規模な手工業や製造業、それらの生産や流通を担う問屋・卸売業が集積するまちとして発展してきており、上野アメ横、浅草仲見世、谷中銀座、御徒町のジュエリータウン、かっぱ橋道具街など特徴のある魅力的な商店街が多くあります。
墨田区は、花火大会や大相撲、伝統工芸など、多くの文化・伝統が人々の想いにより受け継がれ発展してきました。大相撲が行われる「両国国技館」、江戸と東京がテーマの「江戸東京博物館」等、江戸文化を感じるスポットとともに、近年では東京スカイツリーがそびえ立つ街として注目を集めています。