「五万米」なんと読む?
ヒント①:カタクチイワシの幼魚を干して乾燥させたもの
ヒント②:お正月のおせち料理に出てくることも
#おせち #2016
— Tanat Tonguthaisri (@gastronomy) December 30, 2015
照り#五万米、#椿皿 を新調しました
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答え:ごまめ
答えは「ごまめ」でした!五万米とはカタクチイワシの幼魚を干して乾燥させたもののことです。田作りの別名でもあります。日本では昔、田んぼの肥料としてカタクチイワシを細かく砕いたものを灰に混ぜて肥料にしていたそう。そこから「田作り」表記されるほか、肥料にする五万俵の米がとれる=「五万米」とも表記されるようになったのだとか(諸説あり)。関東地方の祝い肴三種のひとつとしても知られ、お正月のおせち料理に登場することも。ちなみに東日本、中国地方、四国地方では「田作り」、関西や九州地方では「ごまめ」と呼ぶ人が多いそうです。
神奈川県のカタクチイワシ
神奈川県はカタクチイワシの産地です。神奈川県ではまき網、定置網といった方法で漁獲されており、県内には食用に加工する施設もあります。五万米だけではなく、大きさに合わせてシラス、目刺し、煮干しなどさまざまな加工品にされるとあって「利用されないのは卵のうちだけ。」と言われることもあるのだとか。また食用としてだけではなく、カツオ漁に使用する餌イワシとして活用することもあります。
五万米のレシピ
今記事ではくるみが入った五万米のレシピをご紹介!
ーー材料ーー
五万米・・・70g
クルミ・・・70g
白ゴマ・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ8
醤油・・・小さじ4
水・・・小さじ4
ーー作り方ーー
①五万米を中火で乾煎りする
②クルミも同様に中火で乾煎りする
③砂糖、醤油、水を中火で煮立たせ、砂糖が溶けてきたら焦がさないように①と②を加えてからめる
④器に盛り、白ごまをかければ完成
大晦日になってまで追加でお料理。ひとつめは、ごまめのアレンジ。くるみ入りごまめ。 pic.twitter.com/8vIGBHFn
— 𝕒𝕪𝕦𝕞𝕚🧈𝔹𝕦𝕥𝕥𝕖𝕣🥞 (@aayumiarmy) December 31, 2011
今回は「五万米」をご紹介しました!
参考:農林水産省(https://www.maff.go.jp/index.html)
参考:JA佐久浅間(http://www.ja-sakuasama.iijan.or.jp/)
参考:神奈川県(https://www.pref.kanagawa.jp/index.html)