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氷下魚、なんと読む?
水温が0℃以下でも生存可能な魚です!
ちーちゃい氷下魚が釣れた⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ pic.twitter.com/EzRPGXTn8c
— さちちゃ (@sachi_pubg) May 2, 2021
答え:コマイ
答えは「コマイ」でした!氷下魚はタラ目タラ科に属する全長40cmほどの魚です。上顎が下顎よりも突き出ており、下顎の先端にあるヒゲが短いのが特徴です。また氷下魚は血液中に凍結を防ぐ物質を持つため、水温が0℃以下でも生存可能な魚でもあります。
北海道の氷下魚
北海道は氷下魚の産地で知られています。北海道で漁獲されるタラ科(氷下魚、スケトウダラ、マダラ)のうち一番小さい魚です。北海道などでは大きいサイズのものを「オオマイ」、小さいサイズのものを「ゴタッペ」と呼ぶことも。北海道の氷下魚の産卵期は1月~3月頃で、氷点下かそれに近い水温の岸近くで産卵をします。漁獲のピークも1月中旬~下旬頃。氷に穴を開けて漁をする「氷下待ち網漁」でおもに漁獲されます。道東の冬の風物詩とも言われ、その様子から「氷下魚」と書くようになったと言われています(諸説あり)。氷下魚の身は白身で淡白、味は絶品と評判です。煮付けや鍋の具材などとして利用されており、生干し(塩干し)した氷下魚は焦げない程度に炙ってマヨネーズや七味をつけると美味しく頂けるそうですよ。
道東で伝統的に行われている氷下待ち網漁。チカやコマイを捕り、氷上に残された雑魚(小型のカレイやカジカなど)はワシの餌となる。毎日大量の食べ物が同じ場所に置かれる訳でなく、氷が解ける春の訪れとともに終了する自然の流れに則った漁法だ。 pic.twitter.com/QVB8QQ6A02
— 猛禽類医学研究所 齊藤慶輔 (@raptor_biomed) February 20, 2015
今回は「氷下魚」をご紹介しました!
参考:北海道(https://www.pref.hokkaido.lg.jp/)