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地方

連載 | KAWAIIは地方を救う♥

地方と関わることは、かっこいい。

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こんにちは!『ハピキラFACTORY』の正能茉優です。2015年からスタートし、68回続けたこの連載も、今回が最終回
となりました。これまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

思えば私が地域と関わり出したのは、2010年。長野県・小布施町に行ったことがきっかけでした。当時は、地域をテーマに活動を始めることを同級生に伝えると、「なんで地方?」「ダサいものしかなくない?」と言われるような、そんな時代でした。“地方”という表現も、“都会・都市”の対比表現としてとらえられ「俺たちを馬鹿にしているのか?」とお叱りをいただく機会も多く、この連載でもあえて“地方”ではなく“地域”という言葉を、選んで使う癖がついていました。
 
それが今や、「地方創生」という概念が生まれ、日本中で老若男女が地方創生に取り組むのが当たり前になり、「地方に関するお仕事をしていて……」と伝えると、「えっ、なんか今っぽくてかっこいいね」と言われるようになりました。
 
この12年間の最も前向きで大きな変化は、地域と関わることが「ダサいけど、よいこと」ではなくて、「楽しくて、かっこいいこと」になってきたということだと私は強く思います。さらに2020年以降のコロナ禍の中で、地域と関わることが「現地に行くこと」を前提としなくなってきたのも、可能性の広がりを感じる大きな変化だと感じます。
 
今後の『ハピキラ』ですが、私たち自身が地域を元気にすることはもちろん、地域に関わりたいと思う人がもっと増えていくよう「地域と関わることは、関わる人自身を幸せにすることであり、さらには社会も幸せにできることである」ということを、地域のみならず関わる人の人生にフォーカスしながら、アグレッシブに証明していきたいです。私が思う「地域での活動のおもしろさ」って、地域で何かを実現すること、それが地域をよくすることはもちろんですが、その結果として「関わる人のキャリアが広がること」にもあると思うんです。地域に関わると、矢やおもて面に立つ力が自ずと身につき、地域内外で活躍できる人材になれる。
 
またみなさんに『ソトコト』の誌面でお会いできるよう、地域・人生にフォーカスしたさまざまなことを、仕掛けていきたいと思います!
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ハピキラを始めるきっかけになった「小布施若者会議」。この国の未来を、朝まで語らう楽しい時間です。
目次

ハピキラ’S EYE!

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定食屋さんで何を食べるか、ただただ悩み抜く「黄金の定食」という番組にハマッています。たくさんのメニューから、ただ1つを選んで注文する“定食”って、悩むのが楽しいんですよね。日本中の定食を食べに行きたいな。写真は、沖縄の『やんばる食堂』の生姜焼き定食。

ハピキラ’S WORK!

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高校生の「地域みらい留学」が、今年も進行中!

高校3年間、あるいは高校2年生の1年間を、特定の地域の高校に「国内留学」することができるプログラム「地域みらい留学」。私はその採択校の選考委員をやらせていただいているのですが、今年も魅力的な学校がたくさん出てきました。高校生にとっては、少しの勇気が必要ですが、海外にはなかなか行きにくいこのご時世だからこそ、国内で、学びのテーマや関わる人、暮らす環境を変えて、学びを得られる機会がある新しい可能性を感じる取り組みです。今月も応援してくださる皆様に感謝の気持ちを忘れず、ハッピーに頑張ります!
photographs & text by HAPIKIRA FACTORY

はぴきら・ふぁくとりー♥地方にある魅力的な商材をかわいくプロデュースし、販売・発信していくことで、女の子たちが地方に興味を持つきっかけをつくろう、と日本全国を飛び回って活動中。大学生だった2012年に起業し、現在、正能茉優(しょうのう・まゆ)は『パーソルキャリア』、山本峰華(やまもと・みか)は『リクルートキャリア』と兼業しながら、「やりたいことは全部やる」という、女の子の新しい働き方を実践している。「地方×女の子」ビジネスの第一人者。

記事は雑誌ソトコト2022年5月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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