「痺鱝」でなんと読む?
画数の多い漢字が並びますね・・・。
全長35cmほどの魚で強い電気を出すことで知られています。
これ、なんと読む?
答え:シビレエイ
答えは「シビレエイ」でした!痺鱝は全長35cmほどで、水深150cm位の海の底で暮らしています。とくに砂地を好み、目以外は砂に隠れていることも。強い電気を出す魚としても有名で、食用にされることは余りありませんが、混じって漁獲されることも多く、IUCNでは絶滅危惧種に指定されているそうです。
産まれたよ!
— 伊豆・三津シーパラダイス【公式】 (@izu_mitosea) February 18, 2020
こんなに小さくたって発電するんだから!#伊豆三津シーパラダイス#みとしー#シビレエイ#シビレエイの子供#発電魚 pic.twitter.com/s8ItZDwVFP
昔は痛風の対処療法に使われていた!?
古代ローマ帝国では痺鱝の強い電気を利用して、痛風の対処療法にも使用されていたと言われています。裸足で痺鱝を踏んで足に電流を流していたのだとか。
痺鱝の発電機
ある研究所では痺鱝の発電する力を利用した「発電機」の開発も行われています。一番強い電気を出す魚といえば「電気ウナギ」が有名ですが、南アメリカに多く住んでいるため、日本では手に入りにくいのが難点でした。そこで日本の海でも漁獲できる痺鱝に着目したそうです。ただし、大量に手に入る魚ではないため、人工的に電気器官と同じようなものが作れないか等、多くの課題も残されています。
先日やって来たシビレエイです!
— Sorari (@Sorari90458326) July 7, 2020
今回は発電器官が非常に分かり易く撮影出来ました!
両目の側面に存在する足形の様な模様の六角形一つ一つが皮下に埋没する発電器官です!
沢山語りたいのですが文字数が...笑
ですので分かり易いリンクを貼らせて頂きますね!https://t.co/5zFVmErSyg pic.twitter.com/9jLxRklSdY
今回は「痺鱝」をご紹介しました!
参考:鹿児島県林務水産部林務水産課(https://kagoshima.suigi.jp/book/suisan/)
参考:世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ(https://aquatotto.com/index.php)
参考:理化学研究所(https://www.riken.jp/)