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「虎鱓」でなんと読む?
色が派手なこの魚。
大きな口に鋭い歯が並んでいます。
これ、なんと読む?
大きな口に鋭い歯が並んでいます。
これ、なんと読む?
via 写真AC
答え:トラウツボ
答えは「トラウツボ」でした!虎鱓は体長80cmほどでウナギ目ウツボ科に属しています。エラ穴や胸鰭がなく、管状になった一対の鼻の穴が特徴です。また大きな口と、口を閉じても見える鋭い歯で獲物を捕らえたり、威嚇をします。色が派手なため、ダイビングなどをしている際に良く目につくそうです。
和歌山県の虎鱓
和歌山県は虎鱓の産地です。秋から冬ごろに漁獲量が増えるそうですが、旬は夏です。虎鱓は見た目はこわいものの、身はさっぱりとしており、コラーゲンなども豊富に含まれている食材。和歌山県では大きいサイズのものは鍋の具材やたたきに。小さいサイズのものは唐揚げにすることが多いそうです。また、おもに紀南地域で作られている千切りにした干しウツボをから揚げにして、水あめと醤油で作ったタレに絡ませた「うつぼの揚げ煮」は郷土料理として広く愛されています。
ふなだまさんにあやかって買ってきましたウツボの揚げ煮✨
お茶漬けや酒の肴にしても良いし、タンパク質カルシウム鉄分豊富なので産前産後の養生食にもどうぞと書いてあるます😋
(くだけねこちゃんの好物はおかきだよ) pic.twitter.com/pERLkphUzw
— おくさま (@0_9_summer) May 24, 2019
今回は「虎鱓」をご紹介しました!
参考:和歌山県(https://www.pref.wakayama.lg.jp/index.html)
参考:JTCO郷土料理(http://www.piconet.co.jp/magazine/recipe/)
参考文献:田口 哲 (著)『フィールド・ガイドシリーズ2 日本の魚 海水編,小学館,1989年発行,参考ページ20P