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「茨富魚」でなんと読む?
茨にいる富のある魚って・・・?
トゲウオ科に属しています。
背ビレの前方などにあるチクチクしたトゲが特徴。
これ、なんと読む?
トゲウオ科に属しています。
背ビレの前方などにあるチクチクしたトゲが特徴。
これ、なんと読む?
きになる答えは・・・
答え:イバラトミヨ
答えは「イバラトミヨ」でした!茨富魚はトゲウオ科に属した魚です。体長5~6cmほどで背ビレに8~10ほどのトゲと尾びれに1つトゲがあるのが特徴です。また鱗板(大きいうろこ)が胸部と尾柄に並んでいます。イバラトミヨは、チクチクしたトゲが「イバラ」のようであること、緩い小川や水田に住むことから止水魚(とみよ)または田水魚(たみよ)に由来して「トミヨ」と呼ぶようになったと言われています。茨富魚のほかに「棘富魚」と書くことも。
イバラトミヨ(茨富魚)
学名:Pungitius pungitius
(プンギチウス プンギチウス)ワカサギ釣りの仕掛けにかかりました
ワカサギと同じく湖に棲みます pic.twitter.com/MJ6ujc2ZGo
— きょし (@kyoshi_9) January 18, 2020
鳥の巣に似た巣を作る魚
茨富魚は産卵期にオスが鳥の巣に似た巣を作ることでも知られています。水草や枝などに植物の破片と粘液をからめて巣を作り、そこにメスが卵を産み付けます。その後、生まれた仔魚が巣を離れるまでオスは巣を見守るそう。またメスを誘う求愛行動として派手なダンス(ジグザグダンス)を踊ります。
イバラトミヨが営巣する様子
via youtu.be
秋田県美郷町の魚
平成17年2月8日に茨富魚は秋田県美郷町の魚として制定されています。秋田県のレッドリスト絶滅危惧IA類に指定されている茨富魚。美郷町では町内の小中学校で飼育をするなど保護活動をしています。
今回は「茨富魚」をご紹介しました!
参考:国土交通省北海道開発局 帯広開発建設部(https://www.hkd.mlit.go.jp/ob/index.html)
参考:秋田県美郷町(https://www.town.misato.akita.jp/)