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群馬県でおすすめの梅とロウバイのスポット6選。きれいな花を愛でに行こう!

Nico

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寒い冬ですが年が明けるとロウバイや梅の花が咲き始め、少しずつではありますが春の足音が聞こえてきます。自然豊かな群馬県には四季折々美しい花々を見られるスポットがたくさんありますが、今回はその中でも早春から楽しめる、ロウバイや梅の花の美しいスポットをご紹介します。

目次

【安中市 ろうばいの郷】黄色く可憐な花が美しいロウバイの名所

自然豊かなエリア。

安中市松井田町上増田の上細野原高原に位置する「ろうばいの郷」は、群馬の山並みが一望できる山間にあります。

30年以上も前から地元有志の方々が、郷づくりとして有休農地にロウバイを植えはじめたことがきっかけで誕生しました。今では約3.2haもの園内にはおよそ1,200株、12,000本が咲き誇る群馬最大級のロウバイの名所です。

たくさんのロウバイが咲く園内。

緩やかな傾斜の遊歩道があるので、景色とロウバイの花と香りを楽しみながら散策できます。犬も一緒に入場できるので、お散歩にもぴったりですよ。

古来種。

園内に咲く多くのロウバイはまんげつロウバイですが、このほかにも基本種や原種など珍しい種類のロウバイも咲いています。例年12月下旬からロウバイは咲きはじめ、1月中旬から2月上旬に見頃を迎えます。

【安中市 群馬フラワーハイランド】新春からGWまで季節の美しさが楽しめる花の楽園

受付。

安中市西上秋間の山間に位置する「群馬フラワーハイランド」は近くに秋間川が流れ、自然豊かなエリアにあります。創業は、今から50年以上前に遡ります。オーナーが一人で長い歳月をかけて荒地を開墾し、昭和44年にオープンしました。約5haもの広大な丘陵地に年明けからゴールデンウイークまで、さまざまな花が咲き誇ります。

園内の遊歩道。

広い園内には丘を登っていく遊歩道があり、花の鑑賞を楽しめます。

良い香りを漂わせるロウバイ。

12月下旬から3月下旬にかけて黄色の愛らしいロウバイや、鮮やかなピンクの寒紅梅、さらには福寿草もみられます。

早春に咲く紅梅

また、3月から4月にかけて岩つつじや水仙、4月から5月にかけて、しだれ桜やレンギョウ、ユキヤナギ、そして3万本ものクルメつつじも咲き、圧巻の光景を放ちます。季節の移り変わりとともに色とりどりの花々が楽しめます。

【下仁田町 あぶた福寿草の里】里山で福寿草と梅・ロウバイが共演する花の名所

あぶた福寿草の里全景。

甘楽郡下仁田町に位置する「あぶた福寿草の里」は上毛三山の一つ妙義山の麓にあり、のどかな里山の風景が広がるエリアです。

足元には可愛らしい福寿草。

地元有志の方々が、古くからこの地で咲いていた福寿草と紅梅を丘陵地に植栽し、大切に育ててきました。約1.5haの里山におよそ1,000本もの梅と福寿草、そしてロウバイが咲き誇ります。2月中旬頃からロウバイや紅梅、福寿草が、3月になると白梅やしだれ梅もみられます。

紅梅とロウバイの共演。

園内には遊歩道があり、のんびり花を眺めながら散策できます。道祖神や薬師如来などのパワースポットなどの見所もありますよ。頂上の展望台まで行くと眼下には、梅やロウバイの花々がまるで大海原のように広がり、圧巻の光景を放ちます。季節とともに彩りを変える花の名所です。

以前ご紹介した「GARYU 雅流」オルゴールのアトリエアトリエもあぶた福寿草の目の前にありますよ。

参考記事:琴線に触れる音色のオリジナルオルゴール「GARYU 雅流」が群馬の里山から全国へ!

【ぐんま三大梅林】東日本最大級の梅の名所へ梅を見にいこう

群馬県は古くから梅の栽培が盛んで、東日本最大級の梅の産地として知られています。梅干しやジャムなどの加工品などもたくさん作られているのですよ。そして3つの大きな梅林があり、見頃を迎えると梅の美しさに誘われ、見物客で賑わいます。ここでは群馬の誇り「ぐんま三大梅林」をご紹介しましょう。

景色と梅の花ライトアップも美しい「秋間梅林」

景色と花が共に楽しめる。

県内最大級といわれる秋間梅林は安中市の秋間地区の丘陵地にあり、近くを秋間川が流れる風光明媚なスポットです。60年もの歴史があり、約50haの敷地に3万5千本もの紅白梅が咲き誇る梅の名所です。

敷地内には緩やかな遊歩道が整備され、ゆっくり散策できます。丘陵地になっているので山々や街並みの風景も一望でき、気分も爽快です。仏像などもあり、梅の花と一緒に楽しめます。

ロウバイと梅の共演も見られる。

梅林内にはお土産を購入できる売店や、地元のグルメなどが食べられる飲食店もあるので、手ぶらで観光できますよ。見頃には開花祭や土日にはマルシェ、ライトアップも開催されるので、公式サイトをチェックしてみてくださいね。

10万本の梅が圧巻の光景を織りなすし歴史も溢れる「箕郷梅林」

善地会場からの眺め。

榛名山中腹に位置し、群馬県内をはじめ関東平野を一望できる丘陵地にある「箕郷梅林」は、約300haの敷地に10万本の梅の花が咲く名所です。箕郷梅林の歴史は古く、中世の武将にも親しまれてきたのだそう。

展望台からの眺めは格別。

善地会場とみさと梅公園と2つのエリアがあり、前者の展望台からは梅の花と群馬県内はもとより、お天気が良ければ関東平野も眺望できます。

後者には子どもたちが遊べる遊具をはじめ、梅林の歴史を紹介する案内板などがあります。いずれのエリアにも遊歩道があり、美しく咲き誇る梅の花と香りに包まれながら散策を楽しめます。

鮮やかで美しい紅梅。

例年見頃になると、みさと梅まつりも開催され、梅の加工品や地元の特産品などが販売され、多くの人で賑わいます。

町中が梅の花に包まれ圧巻の光景を放つ「榛名梅林」

立派な梅の花が咲く。

榛名梅林は、上毛三山の一つ榛名山の麓に位置する高崎市榛名町にあります。国道406号沿いの南側にある約400haの丘陵地を中心に、約12万本もの紅梅や白梅が咲き誇ります。

梅林の向こうに榛名山を眺める。

まるで大海原のように梅が咲き誇る光景は圧巻。他の梅林と異なり、梅林と決められたエリアがあるわけではなく、町中で梅の花がみられるところ。梅林の敷地が広範囲にわたるので、榛名文化会館エコールや見晴台駐車場を中心に散策するといいでしょう。

散策の拠点になる榛名文化会館エコール。

見晴台駐車場周辺は丘陵地なので、お天気がよければ眼下に雲海のように咲き誇る梅の花と、彼方にそびえる榛名山を一望できます。また、例年見頃を迎える3月中旬の日曜日には榛名の梅祭りがあり(2024年は3月17日の予定)、梅の加工品や地元の農産物などの販売や、催しものなどが行われます。詳細は公式サイトなどをチェックしてみてくださいね。

今回ご紹介したスポット一覧

【ろうばいの郷】
開園期間:1月初旬〜2月中旬
料金:大人400円 小学生以下無料
営業時間:9:00〜16:00
住所:群馬県安中市上増田3677
ろうばいの郷ホームページ

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