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2/13は苗字制定記念日。日本に多い苗字ランキング5位と地方の特徴的な名字を集めてみた!

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2/13は苗字制定記念日。日本にはさまざまな名字がありますが、今回は全国の名字TOP5を紹介するとともに、各地方の特徴的な名字を紹介します。

目次

2/13が苗字制定記念日として制定された理由

そもそもなぜ2/13が苗字制定記念日なのでしょうか?

HISTRIP MAGAZINEによると、下記のように紹介されています。

1875年2月13日に、明治政府より国民が「名字」を名乗ることを義務化するために「平民苗字必称義務令」(へいみんみょうじひっしょうぎむれい)を出したことから、2月13日は「苗字制定記念日」となりました。(HISTRIP MAGAZINEより引用)

日本に多い名字TOP5は?

TOP5

ちなみに日本に多い名字って、知っていますか?

2018年に実施された『明治安田生命 全国同姓調査』によると、日本に多い名字TOP5は下記の通りでした。

1位:佐藤

2位:鈴木

3位:高橋

4位:田中

5位:渡辺

※2018年5月時点で明治安田生命の個人保険・個人年金保険ご契約者、約655.8万人を対象に実施。

地方別の特徴的な名字

日本地図

では地域によって特徴的な名字があるのでしょうか?

調べてみると地域によって特徴的な名字が数多く存在したので、ほんの一部ですがまとめてみました!

●北海道:門別(もんべつ)さん
アイヌ語のモペツ(静かな川の意)に漢字をあてたもの。全国のこの名字の9割が北海道にあり、その半数はいまでも日高町(旧門別町)にある。

●東北地方:今田(こんた)さん
他県では「いまだ」と読むのに対し、山形県ではほぼ「こんた」である。

●関東地方:千明(ちぎら)さん
群馬県独特の名字で、3分の2が群馬県にある。県内では県の北部に多い。

●北陸地方:十二町(じゅうにちょう)さん
富山県独特の名字。富山市から氷見市にかけて分布する。氷見市の地名がルーツ。

●甲信地方:降旗(ふりはた)さん
長野県を代表する名字だが、ルーツは加賀国降旗荘(石川県)で、のちに信濃国に移ったという。

●近畿地方:神吉(かんき)さん
全国半数以上が県内にあるという兵庫県独特の名字。印南郡神吉荘(加古川市)がルーツで、現在も加古川市周辺に集中している。

●中国地方:門田(もんでん)さん
中世、豪族の門前に広がる田んぼのことを門田といった。門田はこれに因む名字で、一般的には「かどた」と読む。しかし、広島県では8割以上が「もんでん」と読み、「かどた」は少ない。

●四国地方:三井(みい)さん
三井は全国的に「みつい」と読むが、香川県では西部を中心に「みい」と読み、県全体では7割強が「みい」である。

●九州·沖縄地方:京都(みやこ)さん
北九州市などにある京都という名字は、「きょうと」ではなく「みやこ」と読む。これは、県東部の京都(みやこ)郡という地名に由来する。

 

※すべて『47都道府県·名字百科』(森岡浩著、丸善出版、令和元年7月発行)より引用

名字っておもしろい!

印鑑

調べていくうちに、名字ってすごく奥深い世界だなと感じました。

それぞれの地域にルーツを持つ名字は、その由来を読んでいるだけで興味深く、またすべては紹介できませんでしたが、まだまだ各地域には珍しい名字がたくさんあるようです。

名字から自分のルーツを知るという経験も、おもしろいかもしれませんね。

 

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