MENU

ニュース

【商品化】<おもちゃでSDGs>ピープル社員が育てた“お米”から作った「つみき」

  • URLをコピーしました!

収穫した“おもちゃ専用米”を原料の一部に使用した「お米のどうぶつつみき」が、今月完成しました。

 (162384)

目次

おもちゃメーカー社員が米作りに挑戦、その理由とは

玩具メーカーピープルの「お米のおもちゃ」シリーズは、なんでもなめちゃう赤ちゃんが安心して遊べるよう、国産のお米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン」から作られた、100万人以上※の赤ちゃんに愛されてきた日本製ロングセラーベビー玩具です。(※シリーズ累計出荷数)

ピープルでは、原料の「お米」についてもっと知りたいという開発担当者の思いから、材料のライスレジンを生産している日本有数の米どころ、新潟県南魚沼市に田んぼを借り、「ピープル農場」と銘打って、お米のおもちゃの原材料の一部となる“おもちゃ専用米”を育てています。

2022年はピープル社員が南魚沼市に赴き、初めての米作りとして、田植え・稲刈りを体験し、そこで収穫したお米から作った「お米のどうぶつつみき いろどり」が商品化されました。

 (162387)

新潟県南魚沼市のピープル農場
 (162388)

田植えの様子
 (162389)

稲刈りの様子

米作りを通して実感したSDGs課題

米作りを体験することで、日本の米文化、田んぼを取り巻く環境、日本の農業の抱える問題などを、身をもって知ることができました。

たとえば、耕作放棄地問題。ピープル農場周辺には、かつて田んぼだった場所が散見されました。そこはまばらに雑草が生えた荒れ地となり、近くの田んぼはその影響を受けて害虫の発生が増えているそうです。

一方で水田に生息していた水生昆虫や両生類などの生物たちの居場所は小さくなり、多くが絶滅の危機にさらされていることを知りました。

ピープルでは、お米を赤ちゃんにとって安心できるおもちゃの材料として活用することで、食用以外の新たなお米の消費方法を増やし、歯止めのかからない米の消費量の減少に伴う耕作放棄地問題にも微力ながら貢献したい、と思いを強くしました。

今後はお米のおもちゃの販売と共に、ピープル農場を活用しながら、消費者やお取引様など、お米のおもちゃに関わる皆様と一緒に、SDGs課題に取り組んでいきたいと検討しています。

「ピープル農場」について、詳しくはピープル農場公式noteをご覧ください。
https://note.com/people_noujou

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!

関連記事