株式会社アクアバンク(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:竹原タカシ、以下『アクアバンク』)では2021年夏に向け、接触冷感生地『Coolic™(クーリック)』(以下『クーリック』)の開発を行いました。アクアバンクが独自開発した『クーリック』は、「COOL(クール)+Fabric(ファブリック)」から名付けられた、冷たさをトコトン追求した生地。その上で、耐水性があり薄く、また縮みに強い接触冷感生地です。アクアバンクの『クーリック』は、これからの暑い季節を快適に過ごす“必須アイテム”となりえる素材です!
冷たさのヒミツは超高分子量ポリエチレン繊維にあり!
「クーリック」は熱伝導率・熱拡散率が高い 超高分子量ポリエチレン繊維を使用した生地であることが特長です。ポリエチレンは本来熱に弱く、加工が比較的難しい素材です。アクアバンクでは、独自技術により低温加工を可能としました。また、冷感素材であるアイスシルク※を6.0%使用。納得の冷たさです!!
※アイスシルクは繊維技術の名称であり、シルクが素材として含まれているわけではございません。
冷たさの指標となるQ-MAX値「0.5以上」を実現!
人(肌)が生地に触れた際、“冷たい”と感じる指標(ものさし)となる接触冷感評価値「Q-MAX値」。一般的にQ-MAX値0.2以上が接触冷感素材といわれ、この数値が高いほどひんやり度が強いとされています。クーリックはQ-MAX値0.5以上を実現。生地が肌に触れた瞬間、ほとんどの方が冷たさを実感できるはずです。また、着色をしてもQ-MAX値があまり変化しないので、ひんやり感を維持したまま、様々なカラー展開が可能です。
汗をかくほどひんやり度アップ!
クーリックを水で湿らせると、乾燥時に比べひんやり度がアップします。これは、気化熱を利用することにより生地が持つ熱を奪い、生地を冷やすためです。
暑い季節、クーリック生地で作られたマスクや衣類などが汗を吸うことにより、気化熱を利用した状態になるため、ヒエヒエ状態に!真夏にこそ選びたい生地、それが『クーリック』です。
「クーリック」は洗濯縮みに強い!
クーリックは第三者機関による「寸法変化率試験」を行いました。寸法変化率試験とは、洗濯などの作用によって生地や製品の寸法が変化する程度や外観の変化を調べるものです。試験の結果、クーリックはタテ方向、ヨコ方向ともに基準値をクリア。非常に冷たい特殊な生地でありながら、洗濯も縮みを気にせず行えます。
「クーリック」の今後の展開
現在アクアバンクでは、新生地『クーリック』を使用(加工)し、冷感マスクを開発。昨年180万枚を売り上げた「COOLMAX」シリーズの新商品として販売予定です。
また、マスクだけでなく衣類分野など、他分野への展開を検討中。東京オリンピックを夏にひかえ、アツくなること間違いなしの2021年をCOOLに過ごしましょう。