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日本を離れて新天地・台湾へ。語学を通じて北海道・釧路管内白糠町から羽ばたいたひとりの女性

山﨑 陽弘(やまざき あきひろ)

山﨑 陽弘(やまざき あきひろ)

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住みたい・住んでみたい都道府県として、必ず上位に挙がる北海道。その北海道に住んでいると、世代を問わず「地元愛」を強く感じている人たちに数多く出会います。北海道には地方から経済の中心地・札幌へ、多くの人が世代を問わず集中する傾向にありますが(出典1.2)、広い北海道全体を広義の「地元」と捉え、地元への愛着を深める環境が形成されています。しかし、道内への高い進学率や就職率が示すように、この「地元思考」はしばしば内向きの思考に結びついているのではと、現地で暮らす筆者は感じることがあります。

今回の記事では、地方都市である釧路管内・白糠町(しらぬかちょう)出身で高校卒業時の挫折をチャンスに変えるべく渡米し、現在は通訳として台湾に生活の拠点を置く長谷川 あゆさん(以下、Ayuさん)の生き方にフォーカスしました。台湾と釧路を軽やかに往来し、地場産業にも果敢に関わる“内向きではない地元思考”を持つ北海道出身者の活躍を紹介します。進路に悩む若い世代の方も必見です。

出典1.就職みらい研究所 地域間移動レポート2019

出典2.厚生労働省 令和5年3月新規大学等卒業者の就職状況

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