『ランドスケープ・プラス』代表/ランドスケープアーキテクト|平賀達也さんが選ぶ、SDGsと地球環境に触れる本5冊の選書

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド | 『ランドスケープ・プラス』代表/ランドスケープアーキテクト|平賀達也さんが選ぶ、SDGsと地球環境に触れる本5冊の選書 3〜5

3. 洪水と水害をとらえなおす ─自然観の転換と川との共生

昨今の水害について深い洞察を持って書かれた名著。水害に強く共生できる河川環境を整えるには、高度経済成長期に広がった「国としての自然観」ではなく、地域の自然観を取り戻すべきと提言しています。

書籍情報
著者:大熊 孝
出版社:農山漁村文化協会
発売日:2020/5/29

4. かわ

グリーンインフラの概念は、日本人には親しみやすいものですが、分野としては新しく次世代につなげる方法が確立されていません。この絵本は「かわ」の流域の様子を平易に描いた絵からそれを自然に学ぶことができます。

書籍情報
著者:加古里子
出版社:福音館書店
発売日:2016/9/10

5. 社会的共通資本

環境を基盤にして社会、文化、経済をどう安定的に維持していくかを、「社会的共通資本」というキーワードから説いた宇沢弘文氏の名著です。この本に書いてあることは、地域環境の全体像を考えるときの軸になっています。

書籍情報
著者:宇沢弘文
出版社:岩波書店
発売日:2017/8/17

photographs by Yuichi Maruya text by Sumika Hayakawa

記事は雑誌ソトコト2021年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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