目次
1. さらばあやしい探検隊 ─台湾ニワトリ島乱入
椎名さんの『あやしい探検隊』シリーズのなかの台湾編。仲間と一緒に船に乗ったり、無人島に出かけたり、マグロを釣ったり、おいしいものをたらふく食べたり。こんな遊びができたら楽しいだろうなと、学生時代から憧れて読んでいます。
著者:椎名誠
出版社:KADOKAWA
出版社:KADOKAWA
2. 最新版 図解 知識ゼロからの現代漁業入門
漁師さんと交流する機会が増えてきたときに、漁法や漁業の歴史など漁の基本的なことは知っておこうと思い、手に取った本です。海関係で仕事をしてみたい人、漁業に対しておもしろいアプローチをしてみたいという方におすすめします。
著者:濱田武士(監修)
出版者:家の光協会
出版者:家の光協会
3. 里海資本論 ─日本社会は「共生の原理」で動く
海ではいろんな連鎖が起こります。例えば、海藻は魚の棲み処として大切ですが、間引いたほうがいい。それをサウナに敷くと肌によく、古くなったら農家が引き取って肥料にする。そんな事例を読んでいるといろいろなアイデアが思い浮かびます。
著者:井上恭介、NHK「里海」取材班
出版社:KADOKAWA
出版社:KADOKAWA
4. ファンベースなひとたち ─ファンと共に歩んだ企業10の成功ストーリー
ファンベースは多様な人たちが一緒に盛り上げる「共創」の発想が基本。私が提案している“推し漁師”
も同じ。漁師さんが多様な人と交流し、ファンをつくることで、新しい発想やビジネスが生まれるはず。ファンのつくり方が書かれた本です。
も同じ。漁師さんが多様な人と交流し、ファンをつくることで、新しい発想やビジネスが生まれるはず。ファンのつくり方が書かれた本です。
著者:佐藤尚之、津田匡保
出版社:日経BP
出版社:日経BP
5. マイノリティデザイン ─弱さを生かせる社会をつくろう
マイノリティの課題をキュートなアイデアで解決に導く著者の姿勢に共感。漁師さんも今やマイノリティかもしれません。真剣に向き合いつつも、難しく考えずに、楽しみながら課題解決につなげていければと考えさせられる一冊です。
著者:澤田智洋
出版社:ライツ社
出版社:ライツ社
photographs by Hiroshi Takaoka text by Kentaro Matsui
記事は雑誌ソトコト2022年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。