鍋田 ゆかり– Author –
鍋田 ゆかり
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地方
“無い無い”古民家暮らし。 超かんたんコンポストトイレ[トイレ編]
使える風呂なし、トイレなし、キッチンなしの無い無い古民家で、ヤギの「ひじき」と一緒に暮らし始めた6年前。私の周りには、コンポストトイレを設置して使っている人たちが何人もいた。いろんな人のコンポストトイレを見学させてもらいながら、わが家にコンポストトイレを設置したときのことを振り返ってみる。 写真は、外の厠(かわや)兼物置小屋を、ひじき兼コンポストトイレ小屋にしていたときのもので、ときどきトイレへ侵入していたひじき。 -
地方
【千葉探訪】 道端で見かけるワラ細工「道切り」は何のためにあるの?
千葉県を訪れた際、通りに設置されたワラ細工を目にしたことはありませんか? 突然視界に入る巨大なワラ草履や、橋の欄干に這うようにとり付けられたワラ細工のヘビなど。作られるワラ細工は地域ごとに特色がありますが、これらはいったい何のために設置されているのでしょうか。南房総在住のライターが実際に目にした道切りの写真とともに、お伝えします。 -
地方
初心者が南房総の海辺をサイクリングしてみた。おすすめスポット7選を紹介
千葉県の南房総エリアは、東京に近くて海と山の両方を楽しめるサイクリングコースがたくさんあるので、週末には多くのサイクリストが訪れています。同時に、レンタサイクルできる場所やサイクルラックを設置した店も多いので、初心者も気軽に自転車を借りて、サイクリングやポタリングを楽しむことができます。今回は、鴨川で自転車をレンタルした初心者サイクリストのライターが、レンタルできる自転車の特徴と、初めて走った海沿いコースの魅力をお伝えします。(写真:鴨川市・二タ間海岸ウォールアート) -
地方
茅葺き屋根の家、維持費はおいくら万円? 現役の職人さんに聞いてみた。
もしあなたが、茅葺き屋根の古民家を相続したらどうする? 取り壊して新たな家を建てるか、古民家のよさを生かしてリノベーションするか。屋根の茅を降ろして今どきの屋根にするか、茅葺き屋根を維持するか。考えてみると、茅葺き屋根の維持や費用について、分らないことがたくさん出てきそうだ。千葉県南房総エリアで、冬の期間だけ茅葺き職人のワラジを履く3人がいる。茅葺き屋根を維持しながら葺き替えを依頼する人と、依頼されて葺き替える人に、茅葺きの作業や金額、この仕事を始めたきっかけについて話を聞いてみた。 -
地方
風呂なし、トイレなし、キッチンなし。 田舎の“無い無い”古民家で直面した水回りどうする問題
ヤギのひじきが生き生きと不自由なく暮らせて、田んぼや畑ができる家を探した。そこで出会ったのが、“無い無い”古民家だ。物理的なものは無いが、物理的でない“在る”がたくさん存在していることに気付かせてくれる家。まずは引っ越したばかりのころの家と、代表的な“3無い”を紹介しよう。 -
地方
千葉・南房総の山奥で人気の炭火料理店「隠れ屋敷 典膳」お客が絶えない理由を店主・山本剣さんに聞く
千葉県南房総市の山奥に、一軒ポツンとたたずむレストラン。都会からわざわざ、この場所を目指して訪れる客たちが後を絶たないという。典膳(てんぜん)とは、いったいどんな人物がやっている、どんなレストランなのか。千葉県在住のライターが店を訪れ、店主の山本剣さんにここでレストランを始めた理由を聞きいてみた。ライターが体感した典膳の魅力とともにお届けする。 -
食
千葉県鴨川市のソウルフード「石渡チキンストアー」のモツ煮。 56年継ぎ足された秘伝のタレに感服!
千葉県鴨川市にある、JR内房線と外房線の終着駅「安房鴨川(あわかもがわ)駅」。ここから徒歩3分の場所に、“イシチキ”の愛称で知られる「石渡(いしわた)チキンストアー」がある。その味の評判は留まるところを知らず、鴨川市民から南房総市民、そして全国へと広がりをみせている。イシチキのおいしさについて長年耳にしてきた南房総在住のライターが、ついに石渡チキンストアーを訪問。モツ煮とイシチキの魅力に迫る! -
食
南房総・館山の銘菓「花菜っ娘」って? 意外な食べ方も伝授!
千葉県南房総エリアのお土産といえばこれ! 1975年(昭和50年)に誕生したこのお菓子、手にしたことがある人もいるのではないでしょうか。千葉県の県花は菜の花で、「平成26年産地域特産野菜生産状況」(出典:政府統計の総合窓口/https://www.e-stat.go.jp/) によると千葉県の食用なばな収穫量は日本一です。生産地である南房総では、春になるとあちらこちらで黄色いじゅうたんのように咲き誇るなばなを目にします。そんななばなにちなんだ銘菓「〇〇〇っ娘」、その答えとおいしい食べ方についてご紹介します。 -
地方
親子で田舎暮らしを体験できる「ちんたら村」ってどんな村?
千葉県富津市にある「ちんたら村」は、元保育士の山本和志(やまもとかずし)さんが始めた村だ。「村民システム」を取り入れ、持続可能な村づくりを村民とともに行っているという。どんな場所で、どんな人たちが、どんなことをやっているのか。千葉県在住のライターが実際にちんたら村に足を踏み入れ、村長である山本さんや村で出会った人たちに話を聞いてみた。 写真提供:ちんたら村 -
移住・定住
田舎へ移住した夫婦が、未経験から新規就農。農家として奔走する暮らしぶりに迫る
農業未経験者が、田舎へ移住して新規就農することは可能だろうか? 縁もゆかりもない田舎へ移住するだけでも大変そうだが、新たな土地で就農して農家になるのは尚更ハードルが高そうだ。それを実現させたのは30代の夫婦、五十嵐大介さんと早矢加さんだ。2人に移住先選びや新規就農の方法、農家としての暮らしについて聞いてみた。 -
地方
鎌倉殿の快進撃はここから始まった!千葉県・南房総エリアで頼朝ゆかりの地を巡る旅
平安時代末期、平家打倒を目論み挙兵した源頼朝は、石橋山の合戦で敗れ、神奈川県・真鶴から千葉県・南房総エリアへ逃れました。南房総市や館山市周辺には頼朝が上陸したとされる場所や、縁の地名、史跡などが今も伝え残されていて、最近は大河ドラマの影響もあって、はるばる足を運ぶ人も少なくありません。今回は、南房総エリアにある頼朝ゆかりのスポットを、南房総で暮らすローカルライターが紹介します。写真:南房総市白浜町・「頼朝の隠れ岩屋」に祀られた大蛸の海神 -
移住・定住
カレンデュラに魅せられ生産量日本一位の千葉県・南房総へ移住。花を生業にする夫婦の夢とは?
中央アジアのキルギス共和国で出会った五十嵐さん夫婦は、帰国後自然と共存するキルギスのような暮らしを求めて北海道へ移住した。酪農の道を模索したが、自分たちで始めるには高額の初期費用がかかるため断念。どうしようかと思ったときに思い出されたのは、キルギスの山一面がオレンジ色になる、カレンデュラの景色だった。カレンデュラ生産量日本一の南房総市で、カレンデュラ農家の門を叩いた五十嵐さん夫婦の移住と、今目指していることについて聞いてみた。写真:kaskip/shutterstock