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「数河諸子」でなんと読む?
コイ目コイ科に属する淡水魚です。
琵琶湖の固有亜種でもあります。
琵琶湖の固有亜種でもあります。
気になる答えは…
答え:スゴモロコ
答えは「スゴモロコ」でした!数河諸子はコイ目コイ科に属する淡水魚です。成魚で10cmほどになる魚で、水深10cmほどの砂泥底や砂底などに暮らし、ヨコエビや小型の貝などを食べています。コウライモロコと見た目が似ていますが、数河諸子のほうが目が大きくスマートです。
オイカワに混ざって釣れたスゴモロコ pic.twitter.com/ijVK8eKyq6
— シマタビラ (@erythropterus) July 11, 2021
琵琶湖固有亜種
数河諸子は琵琶湖固有のひとつで、日本一大きい湖として知られる琵琶湖では60種を超える固有種がいると言われています。琵琶湖で独自の暮らしを築き、進化を遂げた数河諸子。祖先は琵琶湖周辺の河川に暮らしていたと考えられています。またアユの放流に混じるなどの移入により現在は琵琶湖のみでなく、関東地方や四国などでも見ることができるそうです。ちなみに琵琶湖は400万年の歴史を持つ古代湖としても有名です。
近年は減少傾向に
琵琶湖の砂泥底や砂底で暮らす数河諸子。琵琶湖の環境悪化やブラックバスなどによる捕食などで年々、減少傾向にあるそうです。環境省レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ種に。滋賀県レッドデータブック2015年版では希少種として登録されています。
今回は「数河諸子」をご紹介しました!
参考:滋賀県(https://www.pref.shiga.lg.jp/)
参考:滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(https://www.lberi.jp/)
参考:栃木県なかがわ水遊園(https://tnap.jp/index.php)
参考:地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所(http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/)
参考:千波湖ホームページ(https://www.city.mito.lg.jp/001373/senbako/index.html)