アジア、アフリカ、中東、世界各国で困難な状況下で暮らす人々を支援する認定NPO法人「日本国際ボランティアセンター(JVC)」では不要品をご支援に変える活動をしています。
大掃除や年賀状の時期に出てきた使用済み切手や書き損じハガキをはじめ、読み終えた本やいらないCD、使わなくなったアクセサリーや洋服、バッグなどをエコに活用し、国際協力につなげる「年末年始の物品支援キャンペーン」を実施します。
モノでできる支援にぴったりの「大掃除・年賀状」の季節
年末年始の大掃除と年賀状の季節がやってきました。新型コロナウイルスの流行などで特に「おうち時間」が増えるなか「今年こそは家のなかをきれいにしよう!」と意気込んでいる方も多いのではないでしょうか。
大掃除をするなかで頭を悩ますのが「いらなくなったモノの処理」です。「ゴミに出して捨ててしまうのはもったいない・・。」と感じて捨てられない人におすすめの、「年末年始の物品支援キャンペーン」を実施します。
不要品が支援に!エコな国際協力
JVCの「モノを集めて送る」活動では大掃除や年賀状の時期に出てきた使用済み切手や書き損じハガキをはじめ、読み終えた本やいらないCD、使わなくなったアクセサリーや洋服、バッグなど幅広く集めています。
JVC東京事務所に直接お送りいただくものと、提携している買取業者にお申し込みいただくプログラムの2種類があります。
いただいたご支援は。中古買取業者の提携プログラムを通して、またはJVCが換金することで活動資金として大切に世界各地の支援に役立てられます。
JVCが直接集めているモノ
使用済み切手、使用済みプリペイドカード、外国紙幣/コインなど
ご家庭や職場で捨ててしまう、使用済みの切手やカードなど。ぜひJVCにお送りください。
国際協力のために役立たせていただきます。
書き間違えた・印刷に失敗したハガキ(書き損じハガキ)
家にあまっている年賀状や失敗した書き損じハガキをお送りください。
未投函の官製ハガキであれば古いものでも大丈夫です。
たとえばこんな支援につながります!
使用済切手の場合
どうして支援につながるがご質問を受けることも多いのですが、これらは収集家の方に買い取っていただくことで、活動資金になります。買い取り額は変動もありますが、だいたい切手1kg≒約1500円です。
使用済切手1kgで・・・
カンボジアの農村で、水の確保が難しい地域の人々のための、少ない水で野菜栽培ができる技術研修を2回実施することができます。
未使用ハガキの場合
ハガキを郵便局で切手に換え、活動にかかる通信費をおさえたり、切手を換金することでJVCの活動に役立ちます。
63円ハガキ20枚で・・・
イスラエルによる封鎖が続き厳しい暮らしを強いられいているパレスチナ・ガザ地区で、子どもの栄養失調を防ぐための研修に1人の母親が参加できます。
少しだけ送っても役に立つかしら、と不安に思われる方もいらっしゃいますが、皆様のお力が集まることで、多くの人たちに支援を届けることができます。
大掃除で自宅をすっきりさせるだけではなく、気軽な国際協力で心もすっきりさせてみませんか。
気軽に始められる「モノでできる支援」に、この機会にぜひご協力をお願いいたします。
認定NPO法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)とは
1980年に日本人によりタイで設立されたNGO。現在はアジア・アフリカ・中東の世界11の国・地域で地域開発や人道支援など多岐にわたる支援を実施しています。「問題の根本原因の解決」をポリシーに、ただものをあげたりするのではない、現地の人の力を引き出す支援を重視しています。